家庭用サウナの掃除は必要?掃除の頻度や手順をしっかり解説!

家庭用サウナの掃除は必要?掃除の頻度や手順をしっかり解説!

最近は、サウナをテレビや雑誌などで見ることも多いでしょう。若い世代で人気がひろがり、サウナが好きな人を「サウナー」と呼ぶのです。サウナーのなかには「自宅にあれば、好きな時間で入れるのに」と思う方も多いでしょう。

この記事では家庭用サウナの掃除の頻度や、詳しい手順を紹介しています。ぜひとも参考にして、自宅にサウナを導入してみてください。

家庭用サウナの掃除は、基本的に使用後の拭き取りのみ

お風呂の掃除は毎日、または週に何度かの人がほとんどでしょう。しかし、サウナの掃除はどれぐらいを目安にしたらよいのかわかりにくいものです。基本的にサウナの掃除は、使用後の拭き取りだけで問題ありません。

「汗で湿っているのが気持ち悪い」からと、ベンチや室内に水をかけたりすることはやめてください。銭湯にあるサウナと同じで、室内のほとんどが木材でできています。水分で常にぬれていると、木材にカビや黒ずみが発生する可能性もあり、耐久性の低下につながってしまうのです。

家庭用サウナの本格的な掃除は「年に2~3回」が目安

使用後の拭き取りをしっかりとしていても、本格的な掃除やメンテナンスをかならずおこなう必要があります。「月に◯回」の頻繁なものではなく、「年に2~3回ぐらい」を目安におこなえば問題ありません。

とはいえ、家庭用のサウナの本格的な掃除やメンテナンスときくと「難しそうだし、面倒くさそう」と感じる方もいるでしょう。難しく考えることはなく、3つのポイントに絞ればどなたでもできることです。その3つのポイントを紹介していきます。

まずはストーブのチェック

最初におこなうのが、ストーブのチェックからです。サウナでいちばん重要なものであり、これがないとサウナとして機能しません。家庭用サウナの多くが電気式なので、問題なく電気がつくのか・温まる時間は長すぎないかなどを、チェックしていきましょう。

ストーブの種類やサウナ室の大きさで変わるものの、90℃の室温までかかる時間は30~40分ほどとなっています。ストーブの上に石が置いてあるので、それの確認も忘れずにおこなってください。サウナストーブの上に置いてある石はサウナストーン(香花石)といい、ストーブと同じくサウナで重要なものです。

サウナストーンを熱することで、熱を放出して室内を温めるだけでなく、水をかけることで蒸気を発生させて発汗を促します。そのサウナストーンも使っていると劣化し、割れたり破裂したりする可能性があるので、定期的に交換しましょう。

次に室内とベンチ・スノコの掃除

ストーブ本体とサウナストーンの掃除・メンテナンスが済みましたら、次にサウナ室内とベンチやスノコの掃除です。基本的に使用後の拭き取りで問題はないものの、年に数回の掃除で念入りに掃除をおこなうと気持ちよく使用できます。メンテナンスを兼ねて掃除をしましょう。

室内やベンチは木材でできているものが多いので、中性洗剤を使用する必要があります。それ以外だと木材が傷んでしまうので、使わないようにしましょう。ブラシを使う場合も、木材を傷めないように毛先がやわらかいものを選んでみてください。

ベンチ部分やスノコなど、取り外しが可能ならサウナ室外に出してから掃除をしましょう。掃除がしやすいだけでなく、日光に当てての乾燥がしやすいのでおすすめです。

最後は忘れず乾燥を

掃除が終わったら余分な水分を拭き取り、乾燥をしっかりとおこないましょう。しっかり乾燥をしないと、木材の劣化やカビの発生につながります。乾燥をしていても、使用していればベンチやスノコ・室内の壁などは劣化し傷んでしまうのです。汚れやシミ・変色などが目立ってきたら、交換や貼り替えをしましょう。

家庭用サウナの「カビの発生」を減らす工夫もしよう

家庭用サウナで注意をしなければいけないのが、カビの発生です。湿度が高いだけでなく、汗もかくので、木材の多い室内ではカビが発生しやすくなってしまうでしょう。以下の2点をおこなうことで、カビの発生を減らせるだけでなく、後の人にも気持ちよく使ってもらえるのでご紹介します。

使用する際はサウナマットやバスマットを忘れずに

室内にはベンチやスノコがあるので、そのまま使用している方も多いでしょう。そこに一工夫することで、カビの発生を抑えられます。それがサウナマットとバスマットのふたつです。

サウナマットは座る場所に、バスマットは足元に敷くことで汗が直接かからないので、清潔感が保たれます。また、カビの発生も防いでくれるのです。さらにサウナマットを使うことで、ベンチの硬さや熱さからお尻を守ってくれるため、快適なサウナタイムが過ごせるでしょう。

使用後はすぐに消さずに15分前後はつけておく

家庭用サウナを最後に使う人は、すぐにストーブを消してしまうでしょう。誰もいないし、電気代がもったいない気持ちはわかります。しかし、室内の乾燥をするためにも、15分前後はつけておいてください。使用後の予熱だけよりも、しっかりと乾燥させることでカビの発生を防げます。

まとめ

サウナブームで屋外だけでなく、家庭でも手軽にサウナが楽しめるようになりました。家庭用サウナとはいえ、本格的で誰の目も気にせずゆっくりと楽しめるのが特徴です。掃除も手間がかからず、使用後に拭きあげをするだけで、基本的に問題はありません。年に数回の本格的な掃除やメンテナンスも、中性洗剤とブラシ・タオルがあればできてしまうほど手軽なものです。

「有限会社光陽産業」では、お客様一人ひとりにあった家庭用サウナを取り扱っております。据え付けのタイプだけでなく、設置スペースに合わせたオーダーメイドサウナの提供もおこなっております。ご検討をされている方は、ぜひとも一度お気軽にご相談ください。