サウナはそれ単体でも効果がありますし、楽しめるものです。しかし、お風呂と組み合わせることによって、その真価を発揮します。サウナ初心者の方ですとご存じない方も多いでしょう。また、家庭用サウナの設置に関しては、お風呂のことも考慮する必要があるのです。そこで今回は、家庭用サウナの設置やお風呂とセットで楽しむコツについてご紹介いたします。
家庭用サウナはお風呂とセットでプラスになる
家庭用サウナを自宅に設置することによって、いつでも気軽にサウナを楽しめます。サウナはそれだけでも効果があるものですが、お風呂と組み合わせることで相乗効果が働くことをご存知でしょうか？サウナで熱せられた身体を、水風呂によって冷やすのが定番の流れです。
サウナの熱風で熱せられた身体は、体温を下げるために大量の汗を放出し、毛穴も開いている状態になります。ピークの状態になったタイミングで、サウナを出て水風呂に全身を浸けることにより、毛穴が引き締まって熱が体内にとどまるのです。そして水風呂から出ることで、最終的に血管が拡張した状態となり、全身がポカポカと温まります。
このように、サウナとお風呂は切ってもきれない関係にあるのです。近年ではサウナが非常に人気を集めていますが、ついサウナ単体にばかり注目してしまいます。しかし、効果を最大限に引き出すうえで、お風呂の存在を忘れてはなりません。家庭用サウナに関しても、お風呂との関係性を考えたうえで導入を検討するといいでしょう。
家庭用サウナの導入はお風呂の近くがベスト
サウナからお風呂へとつづく一連の流れは、サウナを楽しむうえで欠かせません。サウナ単体以上に、お風呂とセットになることでの効果や快感は上回っています。
家庭用サウナの設置に関しても、お風呂の近くがいい理由は単に使い勝手だけの話ではないのです。サウナから流れるようにお風呂へと移動して、またサウナへと戻る一連の流れを考えて設置するようにしましょう。水風呂との組み合わせだけでなく、大量にかいた汗を洗い流す意味でも、お風呂へのムダのない動線は意識するべきです。
これから新築で家をたてる方であれば、家庭用サウナの設置箇所も融通がきくかと思いますので、お風呂と行き来する際にムダのないような配置にするといいでしょう。すでに住み始めている家に対して家庭用サウナを導入する場合は、サイズとスペース次第です。サウナとお風呂だけでなく、リフレッシュのためのスペースもあるといいでしょう。火照った身体をクールダウンさせるためには、リフレッシュスペースが必須です。
一人用のサウナなどもありますので、家庭用といってもコンパクトなものも存在しています。スペースに合わせた家庭用サウナを選ぶことで、今ある空間を活かしたサウナライフをスタートできるでしょう。
お風呂の周辺に設置する家庭用サウナの種類
家庭用サウナですが、自宅のお風呂周辺に設置する場合、大きく分けて以下2種類のどちらかのタイプとなります。
埋め込みタイプ
埋め込みタイプは、浴室周辺の間取りなどに合わせて工事して設置するタイプの家庭用サウナです。自宅にサウナ室を新たに設けるようなイメージといえます。しっかりとスペースを確保して工事を行いますので、移動などは基本的にできません。一度設置した場所から動かす想定のないタイプですので、間取りの変更などを考えないのであれば一番おすすめです。
据え置きタイプ
据え置きタイプは、すでに完成しているサウナを空いたスペースに対して設置するタイプです。コンセントとスペースさえあれば、どのような場所であっても基本的には設置できます。万が一、引っ越しやリフォームをすることになったとしても、移設して使い続けられるのが特徴です。スペースにただ置くだけというイメージでしょう。埋め込みタイプに比べると、費用に関しても比較的安価であるのも魅力の一つです。
どちらも一長一短ですので、自宅のスペースや状況、将来的なことを考えてどちらのタイプにするのか決定するといいでしょう。据え置きタイプの場合、途中で別のタイプにかんたんに変更できる点も魅力です。そういった必要がないのであれば、埋め込みタイプで十分といえます。
まとめ
家庭用サウナを設置する場所としては、浴室の近くになるでしょう。そのため導入する場合には、それなりのスペースを確保する必要があります。ただし、必ずしもお風呂の隣でなければいけないわけではありません。サウナから出て、お風呂で水を浴びたりリラックスしたりする一連の流れが可能な距離感であれば大丈夫です。家庭用サウナによって、自宅で思う存分楽しみましょう。
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