健康浴ガイド

サウナの効果について

サウナ浴は手軽に行なえる健康法で効果も素晴らしく、身体の新陳代謝を活発化させます。

低い温度のサウナは神経に鎮静作用をもたらせ安眠を誘い、組織の代謝機能を高め血液の分布を調節し自律機能を向上させます。
また、乳酸などの老廃物を取り除くことはもちろん、汗を流すことによりスリムな身体になることが可能です。

高温度浴は血管の働きをよくし、血圧低下や心臓の働きを九進させます。
この他に、汗腺、皮脂腺を刺激し皮膚をきれいにするとともに、皮膚からの温度刺激が脳に伝わり、興奮を高め調子をよくします。

このような生理的な効果を持つサウナは、疲労回復や肥満減量といったことに加え、美容、安らかな眠り、腰痛、肩凝り、便秘がち、高血圧、低血圧など現代人がおちいりがちな種々の症状を改善するのに大きな効果を発撞します。

 

サウナ温度別入浴効果

70℃前後

70℃前後

快適な明日を迎えるためには十分な睡眠が必要。50℃前後で入り、除々に温度を上げ、くつろいだ姿勢で70℃位の低音長時間浴を行います。
20分程入った後は、気持ちよく睡眠できます。

75℃前後

75℃前後

身体への温度刺激の少ない漸増溶法が適しており、低い温度で入りはじめ除々に温度を上げていきます。
末梢血管の拡張により血圧が降下し、サウナに慣れるに従い、温度も上げていき、正常な血圧に回復させます。

80℃前後

80℃前後

体への刺激が少ない温度のため年齢の高い人や病気の方に最適です。
緊張を解きほぐし、体内の代謝を促進し、入浴時間は発汗が始まってから5分程。体温が下がったら再び入るなどを繰り返します。

85℃前後

85℃前後

サウナは美しいプロポーションときれいな肌を生み出します。皮下の血行をよくし皮脂腺の働きを活発にし、汗と一緒に脂肪を出します。
高温反復浴が最適で、85℃前後で2~3回入るのが効果的。

90℃前後

90℃前後

自律神経失調症などに効果があります。
5分程入り、冷水浴を3分程するパターンを2~3回繰り返す高冷反復浴を行います。
交換神経が刺激され早起きや食欲不振、疲れやすさなどを解消できます。

95℃前後

95℃前後

肥満体の人は皮下脂肪も厚いため熱の浸透が遅いので、あらかじめお風呂で体を温めサウナ室に入り汗を大量に放出します。
7~8分程入るとカロリー消費も激しく2~3分休憩の後また入る反復浴を行います。

100℃前後

100℃前後

日々の生活や仕事上のストレスを解消し、気分転換を図るには100℃の熱い部屋に短時間入ることが効果的。
十分に汗を流した後、一気に冷水シャワーを浴びれば気分爽快。明日へのエネルギーが湧いてきます。

105℃前後

105℃前後

健康でサウナ好きの人にピッタリの温度。
蓄積された精神的な疲労や肉体的な疲労を取るために高温浴を6~7分行い、2~3分休憩するなどの高温反復浴をすることにより、汗をたっぷりと出し、疲労回復できます。