サウナ初心者向け!温度別にホームサウナの種類についてわかりやすく解説

サウナ初心者向け!温度別にホームサウナの種類についてわかりやすく解説

最近、若い人たちをはじめ女性からも人気を集めている「サウナ」は、ドラマや映画になるほど多くの人たちから支持されています。そのような中ホームサウナが注目され、さまざまな種類のサウナが販売されているのです。しかし、サウナ初心者にとってはどれを選んだら良いかわからず、どれくらいの温度の中を過ごすのか気になる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、温度別にホームサウナの種類について、初心者向けにわかりやすく解説します。

日本で一般的なサウナの温度とは

「なんでサウナは人気なの?」と疑問に思う方もいるでしょう。それはサウナが「血行を良くする」「リラックスできる」「美肌効果がある」など、さまざまな効果が期待できるからです。さらに、お風呂の入浴と比べても、体に負担をかけず血流を良くするのがサウナになります。

日本では一般的なサウナとして「ドライサウナ」がありますが、室温は約80~100℃と少し高めで、5~10%程度に湿度を設定しているのが特徴です。サウナの室温は、お湯だと熱湯レベルになる温度ですが、熱伝導率が低いからこそやけどの心配も必要ありません。

【温度別】ホームサウナの種類や特徴について

ホームサウナの種類はいくつかありますが、使用するのに適した温度があるのです。ここでは、温度別でホームサウナの種類や特徴について紹介します。

【100℃~】暑さがもっと欲しいなら高温サウナ

高温サウナは100℃~以上の、通常よりも温度が高いサウナになります。温度調節によって120℃くらいまで高温にもできるため、「普通のサウナでは物足りない」「汗をたくさんかきたい」という方は高温サウナがおすすめです。しかし、高温サウナは熱中症リスクもあるため、サウナ前後に水分補給を行い、15分以上にわたる長時間のサウナ利用を控えましょう。

【80℃~100℃】日本で主流のドライサウナ(乾式サウナ)

ドライサウナは、いわゆるサウナ施設に多くみられるタイプです。高温低湿が特徴のサウナで、室温が80℃~100℃ほどに設定されています。高温で湿度が低いため、汗をかいてもすぐに乾き、不快感が残りません。さらに、疲労回復はもちろん、肩こり、腰痛にも効果が期待できる日本でポピュラーなサウナになります。

【80℃~90℃】サウナの本場で人気のフィンランド式サウナ

サウナの本場といえばフィンランドで、最近日本でもフィンランド式サウナの人気が高まっています。熱したサウナストーンに水をかけて蒸発させる「ロウリュ」によって、体感温度を上げていくのです。ドライサウナよりも少し低い80℃~90℃ですが、湿度が70%ほどと高いのが特徴といえます。

ロウリュによって室内の温度や湿度を調節できるため、暑いサウナが苦手な方でも、しっかりと汗をかくことが可能です。

【65℃~70℃】美容効果が期待できる遠赤外線サウナ

遠赤外線を使用したサウナになり、室温は65℃~70℃のやや低めに設定されています。少し物足りなさを感じるかもしれませんが、遠赤外線は体を内側から温めてくれるため、しっかりと汗をかけるのです。遠赤外線がもたらす美容効果はもちろん、冷え性改善につながる効果も期待できるため、免疫機能の向上にもなります。

【40℃~60℃】ダイエットしたい女性におすすめのスチームサウナ

蒸気を室内に充満させて温度を調整するのが、スチームサウナになります。40℃~60℃と低めではありますが、蒸気によってジワジワと体が温まり、しっかりと汗をかけるのです。そのため、体内の老廃物や毒素を汗と一緒にデトックスできる効果も期待できます。

【40℃~50℃】長時間利用できるミストサウナ

ドライサウナとは対照的で、室温が40℃~50℃の低温低湿なのが特徴です。暑苦しさを感じず、体への負担も少ないため、長時間利用できるのが魅力になります。低温でゆっくりと体を温められるため、リラックス効果が期待でき、睡眠の質を高められるでしょう。

ホームサウナを安全に利用するための注意ポイント

ホームサウナを安全に利用するためには、いくつかの注意ポイントをしっかりと確認する必要があります。ここでは、どのような注意ポイントがあるのかを紹介しましょう。

ヒートショックに気をつける

サウナの後に水風呂に入ってクールダウンするのは、ヒートショックの危険性が高いため注意が必要です。サウナから出てすぐに体を冷ますのではなく、まずはシャワーを利用して落ち着かせるようにしましょう。すぐ水風呂に直行してしまうと、急激な血圧の変化を招くため、リスクがあります。

血圧が高めの方や生活習慣病を患っている方は、さらにサウナによるヒートショックを起こしやすいです。そのため、サウナに入らないか、長時間の利用はしないなど、注意していかなければなりません。

食後や飲酒後のサウナは我慢する

お風呂にも同じことがいえますが、食事をした後にすぐサウナへ入らないようにしましょう。暑さの影響で消化器官に集中しなければならない血液が分散してしまい、結果として消化器官にダメージを与えることになるのです。

また、飲酒のケースでは、サウナとアルコールによって血液の循環をさらに良くしてしまうため、のぼせてしまうリスクもあります。そのため、安全にサウナを利用するならば、食後や飲酒後のサウナは我慢するのが最善です。

まとめ

今回の記事では、サウナの種類によって、設定する温度や特徴が異なることを紹介しました。温度が違うだけで、得られる効果も変わってくるため、上手にサウナを使い分けるのも一つです。まずは、どのようなサウナにしたいのかなど、話し合うことが大切になります。

また、安全にサウナを利用するためにも、注意すべき点を意識して楽しんでみてください。日頃の疲れを癒やし、リフレッシュ効果のあるサウナを気軽に利用するためにも、屋外にサウナを設置してみると良いでしょう。

「有限会社光陽産業」では、業務用からホームサウナまで、幅広くサウナを提供しております。ぜひご興味がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。